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錆鉄御納戸

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不平不満を口にする人ほど
 
きっと周りの気遣いに気づけないでいる

『ありがとう。』の温かさも

『どういたしまして。』の優しさも

知らないでしょ

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緩やかに落ちる 堕ちる 墜ちる

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少し湿った風だ

潮の香りと、寄せては引いていく波の音

目を瞑っていてもわかる

神々しいまでの太陽の光

そしてこの暑さ

もぅ八月も終わるというのに

“夏”はまだまだ元気なようだ

むしろこれからだ、と言っているかのようだ

背中から汗が流れていくのがわかる

首に掛けているタオルがしっとりとしている

いったい私の汗をどれくらいすいこんだのだろう

なんて

どうでもいいことを頭で考えつつ海岸をブラブラと歩く

そんなどぅでもいいことを考えつつ

少し“あなた”のことも考えている

正確にいえば

“あなた”と“私”のこと

もっと正確にいえば

“あなた”と“私”の関係のこと

関係といっても

そんなに深くもなければ、浅くもない

でも、どちらかというと

浅い

とてつもなく歯切れの悪い“浅い”

そんなところだろう

あぁ、そういえば今日みたいな日だ

今日みたいに暑くて、しっとりしている

そんな

そんな眩暈がしそうな日だった

あなたの腕の中で眠ったのは


初めての腕枕はとても心地が良かった

逞しい腕は心地の良い温度で私を安心させる

でも、腕はしびれないのかと心配した

チラッとあなたを盗み見る

目があって

『大丈夫だよ。』なんて微笑む

なんで私が思っていたことに気がついたのかしら

不思議ね、なんて思いつつ

あなたにすり寄る

あなたのもぅ片方の手が私の頭を撫でる

大きな大きな手

一定のリズムで

ゆっくりした速度で

私の頭を撫でる

心地いい、気持ちいい

フワフワする

そんな感覚

顎も撫でられる

撫でられて、くすぐられる

あぁ、まるで子猫のよう

私は今あなたに飼われている

甘えさせられて

すり寄って

あなたに甘噛みする

にゃーおと鳴けば、完全に子猫ね

なんて、ちょっと可笑しくなって

小さく笑う

そんな私を見て不思議そうに

でも

愛しそうに微笑むあなた

あぁ、幸せってこういうことを言うのかな

なんて少し考えた

でも、何かが間違っている

この違和感がある限り

本当の幸せなんて

まだ知らないままなんだろうね

そぅ自分に問いかけて

あなたの腕の中

あなたのいつもより少し早い心臓の音を子守歌代わりに聞きながら

浅い眠りについた






覚えているのは

耳に残るあなたの少し荒い息遣いと

湿った汗と

熱い体温











名前なんて呼ばれた記憶がない








呼んだ覚えも、ないけれど......。





























あぁ、私達の関係は“浅い”んじゃない 





























































“浅はか”で、“愚か”なのだ。



写真:By eflon
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